2025.10.8 更新流山市教育委員会、9月7日(日)に元女子バレーボール日本代表 大山 加奈氏を特別ゲストに迎え、部活動地域展開における市内説明会を開催!
流山市の部活動は、地域クラブ活動へと生まれ変わります。

流山市教育委員会と株式会社アーシャルデザイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小園翔太)は、2025年9月7日(日)に「流山市部活動地域展開事業 全体説明会」を開催いたしました。
~学校から地域へ、子どもたちの活動の場を広げる新たな一歩~
流山市教育委員会と株式会社アーシャルデザイン(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小園翔太)は、2025年9月7日(日)に「流山市部活動地域展開事業 全体説明会」を開催いたしました。当日は、市の方針説明、実施団体挨拶、パネルディスカッションが行われ、保護者・教育関係者・地域住民など多くの方々にご参加いただきました。
少子化や教員の働き方改革を背景に、部活動の地域展開が全国的に進む中、流山市でも地域クラブとの連携による新たな部活動支援体制に移行するため、教育現場の意見を考慮しながら段階的な制度設計と運営支援を進めています。
~流山市教育委員会からの説明~
部活動の地域展開に関する背景と今後の方向性について、流山市教育委員会より説明が行われました。「子どもたちが安心して活動できる環境を守るためには、学校だけでなく地域全体で支える仕組みが必要です。外部指導員の配置や地域クラブの立ち上げを通じて、持続可能な部活動のあり方を模索していきます。」と語り、地域展開にあたっては段階的な対応と地域との連携が不可欠であるとの認識が示されました。

~部活動地域展開運営事業者より~
株式会社アーシャルデザインは、流山市より「令和7年度部活動支援事業業務委託」を受託し、同社が運営する「部活動支援サービス Master&Coach」を活用して、外部指導員の派遣や地域クラブの設立支援を行っています。
代表の小園翔太氏は、「部活動の地域展開は、制度の変更ではなく、子どもたちの成長環境を守る社会的な挑戦です。保護者の皆様と対話を重ねながら、安心して参加できる仕組みを整えていきます」と述べ、地域とともに育てる教育の新しいかたちへの意欲を語りました。

~レジェンドアスリートによる特別講演~
説明会後半では、元女子バレーボール日本代表・大山加奈氏、元男子ハンドボール日本代表・東俊介氏、流山市教育委員会部長・南暁男氏による特別講演がパネルディスカッション形式で行われました。
「勝つことだけが目的ではなく、挑戦する過程にこそ価値がある」と語った大山氏は、自身の競技人生を振り返りながら、仲間との絆やコミュニケーションを育むことが、将来の力につながると強調しました。南氏は「部活動は人間力を育てる場」と述べ、部活動をなくすのではなく、時代と共に変化をしながら地域との連携を行うことでの教育的価値を高める可能性に言及。東氏からは「教育現場・保護者・指導者・地域が一体となって、子どもたちの成長を支える仕組みを築いていく必要がある」と語られました。地域が関わることで、選択肢の拡充や専門的な指導の実現、教職員の負担軽減にもつながると期待されています。
本講演は、参加者に対して教育的価値の再認識と地域連携の重要性を促す機会となりました。


~今後の展望~
流山市とアーシャルデザインは、子どもたちの「やってみたい」「挑戦したい」という気持ちに寄り添いながら、学校や地域クラブの立ち上げ・運営支援を通じて、多様な学びと成長の場を広げていく予定です。
部活動の地域展開は、教育の新たなフェーズへの移行であり、地域・学校・家庭が連携することで、より豊かな教育環境が実現されていきます。
今後は、スポーツ・文化活動の垣根を越えて、子どもたちが複数の分野に柔軟に取り組める“マルチな活動環境”の整備にも力を入れていきます。一人ひとりの興味や可能性に応じた選択肢を提供することで、より自律的で創造的な学びの機会を創出していきます。
【開催概要】
• 開催日時
2025年9月7日(日)9:30~11:30
• 会場
流山市文化会館ホール(千葉県流山市加1-16-2)
• 対象者
児童生徒・保護者・指導者・教職員・地域住民
• 参加費
無料
• 内容
01.流山市の部活動地域展開方針について
02.実施団体からの挨拶 -(株)アーシャルデザイン
03.レジェンドアスリートによる特別講演

【登壇者紹介】
大山 加奈
元女子バレーボール日本代表
小学校2年生からバレーボールを始め、小中高全ての年代で全国制覇を経験し、高校卒業後は東レ・アローズ女子バレーボール部に入部した。
日本代表には高校在学中の2001年に初選出され、オリンピック・世界選手権・ワールドカップと三大大会すべての試合に出場。力強いスパイクを武器に「パワフルカナ」の愛称で親しまれ、日本を代表するプレーヤーとして活躍。
2010年6月に現役を引退し、2021年に不妊治療を経て双子の女の子を出産。現在は全国での講演活動やバレーボール教室、解説、メディア出演など多方面で活躍しながら、バレーボールを通してより多くの子どもたちに笑顔を届けたいと活動中。

東 俊介
元ハンドボール日本代表主将
ハンドボール界のレジェンドとして、日本代表主将を務め、2003年アテネ五輪アジア予選をはじめ数々の国際大会に出場。大崎電気では9度の日本一に貢献し、2009年に現役を引退。
引退後は、早稲田大学社会人大学院に進学し、元巨人軍・桑田真澄氏らとともにスポーツマネジメントを学び、アスリートのキャリア支援を行う株式会社アーシャルデザインにて事業責任者を務める傍ら、2023年より北國銀行女子ハンドボール部「HoneyBee」監督を務め日本ハンドボールリーグ10連覇を達成。
競技とビジネスの両面で活躍する“ビジネスアスリート”として、スポーツの社会的価値を高める活動に取り組んでいる。

▼プレスリリースはこちら
Category
Favorite
- 【プレスリリース】まん福ホールディングス代表の加藤智治氏(元ゼビオ代表取締役)株式会社アーシャルデザインの社外取締役に就任 2021.9.14
- 【プレスリリース】引退後のセカンドキャリアを考えるアスリートへ【セカンドキャリア窓口】を開設。適切なキャリア支援を提供。 2021.8.30
- 【プレスリリース】アスリート人材のキャリア支援数No.1のアーシャルデザイン、きらぼしコンサルティングとビジネスマッチング契約。中小企業の人材不足を支援。 2021.8.1
- 【プレスリリース】世界最大の起業家コミュニティ”EO”の日本支部「EO Tokyo Central」にて、成長率第一位のアワードを受賞 2021.7.28
- 【プレスリリース】元日本代表、メダリストを含むアスリートの引退後の活躍を掲載する「アスリートライブ」インタビュー数100件を突破。 2021.7.1